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2011年3月に株式会社ロケットスタート(当時)に入社して丸4年が経過し、5年目に突入しました。4人目の社員として入社し、今日では社員数40名、総勢100名に届きそうな会社になってきました。色んな変化がありましたし、色んなことが経験出来ました。

今回は、振返りの意味も込めて、肩書の変遷をまとめてみようと思います。これから少人数のベンチャーに入社する方や、目指す方などに、「こんなに変わるんだ―」※1と思っていただければ幸いです。

※1:あくまで例示として。まれなケースかもしれませんので。

※:写真は入社直後、何故か自身の歓迎会を兼ねた飲み会の幹事をした時に司会の戦場カメラマンと記念撮影したものです。

経歴まとめ

まずはnanapiでの経歴をザーッと列記してみます。

  • 2011/03:入社 編集部 配属
  • 2011/10:管理部 経理総務室/チーフ 兼 IPO準備室/チーフ 兼 nanapi事業部 コンテンツディレクション室/チーフ 兼 商品企画室
  • 2012/04:管理部/部長 兼 経営企画室/室長 兼 nanapi事業部 オペレーションチーム/チーフ 兼 toBチーム
  • 2012/06:管理部/部長 兼 経営企画室/室長 兼 nanapi事業部contentsチーム/チーフ
  • 2012/09:管理部/部長 兼 経営企画室/室長 兼 nanapi事業部 オペレーションチーム/チーフ
  • 2013/04:管理部/部長 兼 事業推進部 オペレーションチーム/チーフ
  • 2013/09:管理部/部長 兼 事業推進部 推進戦略室
  • 2013/10:管理部/部長 兼 内部監査室 兼 COO室
  • 2014/10:管理部/部長

最初の2年くらいはやたら役割とか兼務が多く、その後、どんどんシンプルになっていったという印象です。以下、ポイントとかを振り返ってみます。

ベンチャーの初期は一人あたりの役割が多い

管理部/部長 兼 経営企画室/室長

のようなバックオフィス系の部署と、

  • nanapi事業部
  • 事業推進部

のような事業側の部署との兼務状態がしばらく継続したりしています。

入社後1年後くらいに管理部長に就任したのですが、その後もそこそこ長いこと事業側のお仕事を担当しつつやっていました。人数の少ないベンチャーでは一人あたりの担当範囲が広く、色んなジャンルのお仕事を担当することが多いと思います。

管理部側では入社時、管理部を社長が担当したりしてたので、そこを巻き取りつつ、部門の立ち上げや、社内制度の整備などなどを行っている時期。また、監査法人さんが決まった前後での入社だったで、連携しつつ、様々な社内統制を整備していった時期にあたります。

一方で事業側では、nanapiに掲載するコンテンツ数をどんどん拡大させていた時期。その生産体制の構築や、記事の公開フローなどを整えつつ、リソースの管理もやったりとかしていました。

WEBサービスを作るには、エンジニア、デザイナー、ディレクターなどと一般的には呼ばれる職種の人が介在するのがオーソドックスかと思いますが、会社における、その方々が担当しない部分を基本的にほとんど担当していたという印象です。

ここまで幅広く経験できるのはかなりまれだと思いますし、貴重だったなぁと。少人数ベンチャーに入社する醍醐味だと思います。

その後、役割がどんどんシンプルになり、深度が増す

事業が拡大していく中で、当然、事業側も管理側も一つ一つの業務の負荷が増していきます。社員数も初期より当然増加しており、専任で担当が配置できるようになったりします。

自身の担当業務を渡すのはちょびっとセンチな気分になったりしますが、自分で担当し続けることで、自身のリソースがボトルネックになっちゃったりするので、基本どんどんお渡ししていったという記憶です。担当していたとしても、直接ではなく、メンバーマネジメントに徹して、その後完全に手離れといった感じでしょうか。

しかし、事業側の手離れが進んだからといって、暇になるはずもなく、今までなかなか手が付けられなかった管理部門側の業務への着手をこのあたりからどんどん進めていったりしました。

長いこと管理部長とアルバイトスタッフで構成されていた管理部門の人員強化に着手しだしたのもこのあたりでした。

ついに管理部門専任に

その後、主幹事証券会社の選定や、その後のM&Aのデュー・デリジェンス対応などもあり、このあたりから管理部のお仕事専任になりました。

とはいえ、管理部門とかバックオフィスとか一言で言っても、経営企画、財務経理、人事総務、法務、などなど、様々です。今後の組織構成は絶賛検討中ですが、引き続き幅広く担当しております。

事業部門から管理部門への流れはよかった

例えば月次決算での仕訳処理を行う際、「この取引なんだろう?どういう仕組なんだろう?」とか思ったりすることがあります。そんな時も事業側を経験しているがゆえに、即座に仕組みの理解や想定ができたりすることが多々あります。

また、そうしたバックグラウンドを持つことで、事業部門のメンバーからの様々な相談にも乗りやすいというのが超メリットでした。

というわけで

入社後4年間の経歴を振り返ってみました。初期のベンチャーに入ると経験できることが本当に多くて、すんごい大変ですけど、その分いろんな事を吸収できます。Mにはたまらない環境です。楽しいですよ!今後もがんばります!