長かった並行輸入品時代が終わり、ちょっと前から日本での正規品の取り扱いが始まったので、nanapiの一部のアルバイトスタッフさん向けの業務用端末として、これまでのWindowsPCを廃止し、Chromebookを導入してみました。
なんで導入しようと思ったのか
理由はいくつかあります。
- それまで使用していたWindowsPCが年数が経ち(2年~)限界が近かった
- スタッフさんの業務のほとんどがブラウザで完結していたためWindowsである必要もそんなになかった
- Google Appsアカウントを全員持っているので端末と紐付けるといろいろ良さそうだった
みたいなところです。
買ったもの
ASUS Chromebook C300を選びました。
選んだ理由としては、
- 購入時点、日本正規品で一番画面が大きい13.3インチだった
- カラフルでかわいいかもと思った
からです。日本正規品は限られているので、選択肢はそんなになかった印象です。
かわいいです。
ChromebookはAmazonでも購入可能で、今回はそちらで購入しました。
Amazon.co.jp: Chromebookストア: パソコン・周辺機器 http://www.amazon.co.jp/b?node=3356091051
利用してみて、どうだったか
以下、メリット・デメリットに分けて感想を。
メリット
- 安い(1台32,184円)※購入時点価格
- Google Appsでのアカウント制御がやっぱりいい感じに楽だった
- 初期設定がほぼ不要
初期設定がほぼ不要というのが結構大きくて、WindowsPC中心だったこれまでは、端末を購入し、ユーザーアカウントを作成し、セキュリティソフトを入れて、OSやソフトウェア等のアップデートがあればかけて・・・のような、購入後様々な工程を踏まないと、利用対象の従業員に渡すことができませんでしたが、Chromebookだと届いて箱開けて渡して完了です。
端末自体のログインにGoogle Appsを利用するのがこんなに楽ちんだとは思いませんでした。従来の利用端末でブラウザの同期設定を行っておけば、移行もスムーズです。
デメリット
- 既存のものと使用感が異なる
- 有線LAN用のポートが無い
- 何だかフォントがLinuxっぽい
こちらは強いてって感じですが、一応挙げておきます。Chromebookと言うだけあって、本当にChromeしか使えない感じです。ですが、前段で書いたように、業務がブラウザで完結している場合、ほとんど問題になることはありません。
また、keyboardの配列がちょっと異なっていたりもしますが、慣れの問題なような気もします。実際に今回本格導入に踏み切る前、1台だけ購入して、試験を行ってみたのですが、対象のスタッフさんがすぐに慣れたようで、「快適です!」と言ってくれたので、導入を推進できました。
有線のLANポートもWi-Fi環境に問題が無ければ、障壁になることもないかと。どうにもならなさそうな場合は、USBはあるので、コネクタを購入することも可能かも知れません。フォントは好みの話かもしれません。
本気を出すとこんなことも
Google Appsで最終的にアカウント管理できちゃっているので、今回はそこまでやりませんでしたが、「Chrome管理コンソール」を利用することによって、端末の利用などに関してある程度制御が可能になるみたいです。この辺りは、以下に詳しく載っていました。
Chromebook入門:組織導入のためのChromebook管理術 - @IT | http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1412/15/news067.html
というわけで
今回は一部のアルバイトスタッフに導入しましたが、大きな問題が出なければ、今後その範囲を広げていこうかと思っています。がんばります!